B1 光の箱

光の箱

15㎝×15㎝×15㎝の立方体の中に 外部から光を取り入れて、箱の中で光を演出する。  

提出物:立体(150×150×150)  

出題 :2016年4月19日  

提出 :2016年4月26日 13時30分(時間厳守)  

講評 :2016年5月 10日  

名前・学籍番号を明記すること。

<注意事項> *内部を覗くための開口を設けること。穴の大きさは直径3㎝以上が望ましい。*生ものや生き物、氷や火などの使用は禁止。*液体は原則不可。どうしても使いたい場合は完全に密封すること。*照明や発光体を創る課題ではありません。取り入れた光で、光の演出を行なうこと。*一人で持ち運べる重さや、多くの人が見られる強度でつくること。

(出題:TA)

A +++ 1x16a059 小田切寛樹

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89

透明なアクリル面に手作業によってグリッド状に並べられた斑点模様。よく見るとひとつひとつ微妙に形が違い、まるで生物の様に見える。その模様が薄い影となって内部の凹凸した紙の上を意思を持ってうごめいている様に見える。(三浦)

A +++ 1x16a069 篠原岳

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黒く閉じられたcube に或るルールによって整列された極小穴がうだかれた作品。小さな覗き穴を覗くと、記号化された光の曼茶羅が無限に拡がっている。無機的に光を扱いながら、空間的なひろがりにまで到達している点が稀有な作品である。(早田)

A +++ 1x16a072 清水一樹

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内部に貼られた鏡面により、無限に空間が続いていく。箱の内部に貼られたテンション材も無限に続いていくことで空間を分節している。二枚のフィルターを通して差し込む光は光源と距離、向きによって無限の様相を見せる。光のスクエアが群れ、散っていく様子は人々の群衆が集まり去っていく様にも思われる。(和田)

A ++ 1x16a011 石黒翔也

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ミースのバルセロナパビリオンの十字のクロムメッキ柱を想起させる問題作。L 字柱二つを溶接させることで、外部はシャープに内部はなめらかな光が対比的に捉えられている点は秀逸である。背面のボードが鋼製でない点が悔やまれる。内に散りばめられた工具に深い思想を期待したい。(山村)

A ++ 1x16a049 亀田琴未

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ボックス内部に充填されたスチールウールに上部から差し込む光が差し込まれると、光の奥行き、到達範囲が刻々と変わって、量塊としてのスチールウールが突然軽やかなポーラスなものへと変化する。(三浦)

A ++ 1x16a099 任田 良平

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なかなか出会わない光。しばらく暗い中でさまよった先にスッと弱いみどり色が見えて初

めて空間が浮かび上がる。それはまたすぐに消え、光に出会うときは異なった印象の空間

が見える。これもとてもシンプルだが奥深い。(小林)

A ++ 1x16a103 中尾直暉

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一つのマッスからくり抜くというシンプルかつ単調な手法でありながら、あらい表面のテ

クスチャーや光源が見えないところが、深く遠くの洞窟のような、もしくは遺跡の中のよ

うな感じを作り出し美しい。残念なのは軽いところ。( 小林)

A ++ 1x16a152 村中祥子

168

透明な青いジェルを不定形にカットしたものが、白いキューブの二面に並べられている。下部に設けられた穴からは、白い壁面とそこに投影される青い光が見える。青に支配された空間とそこに生じる不調和を爽やかに表現している良作である。(早田)

A ++ 1x16a016 稲板マリナ

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覗き穴がハコから飛び出しており、そこから先に歪んだプラ板を眺める。ハコが閉じていないために全方向から入射する光を受けたプラ板が艶やかさを持って迎えている光にそそられる。ただし、ツタ、角のアール、天板スリットは萎える。(山村)

A ++ 1x16a095 近重慧

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手に持った柔らかい感じと、歯をむき出しにして口をあけるギャップに恐る恐る目を近づけると、中は外の柔らかさと異なる洗練された光に包まれる。一つの光源からの強い光ではなく、弱い光ほど空間がよくなるところが面白い。(小林)

A ++ 1x16a020 岩井亮

123

パンチングメタルが影を落とすという役割と、三次元の布を固定させるという二つの機能を併せ持っていることが秀逸。シルバーと生地( ベージュ) の色合いもマッチしていると思う。コーナーに取り付けられたカバーが残念。(三浦)

1x16a002 秋山曜

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箱は二重になっている。外側の箱はエッジだけが透明であり、そこから光が取り入れられる。内側の箱は少し小さくわずかに歪んだ形で作られており、外側のエッジから取り入れられた光を映すスクリーンとなっている。最初に見たときは、例えばドナルドジャッドのようなミニマルな作品だろうと思ったが、内側の箱が微妙に歪んでいたり、光の表情が多様であったりと、実はかなり繊細にデザインされていると感じた。(鈴木)

A ++ 1x16a050 河合七海

178

一枚の壁を隔てて見える二つの空間。両目で覗くという行為を鑑賞者に気づかせるのに、にくい演出がある。バイオリンの開口から入射する光が、旋律を携えて左右の空間を駆け抜ける瞬間は見応えがある。(山村)

A ++ 1x16a118 根本宥生

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1.5cmx1.5cm のキューブを積み重ねて、15cm の箱を作り上げている。意図しているのか、本人の精度の問題か組み合わせたキューブのズレの部分から光が差し込む。時折差し込む光の筋によって、内部に積まれた木片が照らされる様が都市を思わせる。(和田)

A ++ 1x16a121 林貴弘

157

上部の細いスリットが落ちた光によって、けがかれたアクリル板の層に光のエッジが浮かび上がる作品。光の演出効果によって、空間を想像する点は良いが、あくまで演出に留まっており、実体としての空間に到達していない点が残念。(早田)

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